愛媛県久万高原町の郷土芸能「久万山五神太鼓」の公演がこのほど、同町菅生の三島神社であり、面を着けた演者が勇壮な演奏を披露し、町内外から訪れた観光客らを魅了した。
 久万山五神太鼓は、地元の戦国時代の伝説に由来。定期公演は、有志でつくる保存会が1984年から実施している地域の風物詩。今年は年代別の4部門に25人が出演。ダイバと呼ばれる守護神の面をかぶった演者が、御神木の前に設置された特設ステージで和太鼓を打ち鳴らした。
 公演は夕暮れ時から始まり、夜になるとかがり火をたいてムードを盛り上げた。