福島のマーチングバンド、1日にニンスタで演奏
東日本大震災の被災地支援マッチとして、1日に県総合運動公園ニンジニアスタジアム(松山市上野町)で行われるサッカーJ2の愛媛FC対セレッソ大阪に招かれている福島県南相馬市の小中学生マーチングバンド「Seeds+(シーズプラス)」のメンバーら23人が7月31日、松山市役所を訪れ、野志克仁市長に意気込みを語った。
愛媛FCなどによると、バンドは全国大会の常連だった南相馬市立原町第一小のマーチングバンド部が母体。東京電力福島第1原発事故で部員の半数が県外へ避難したが、それぞれが避難先で練習を続け、月1、2度しか全体練習が行えない中、2012年に再び全国大会出場を果たした。
招待は昨年に続き2度目で、バンドの活動支援や震災の風化を防ぐのが狙い。メンバーは試合前にスタジアム内外で「SEKAI NO OWARI」の「RPG」など計4曲を披露する予定。選手らの募金活動もある。