松山市教職員研修大会が28日、愛媛県松山市北条の聖カタリナ大であった。プール学院大准教授の松久真実さんが、特別支援教育の視点から「崩れないクラスづくりとは」と題して講演し「好意を持った言葉で子どもを導いて」と訴えた。
 松久さんは、教師時代に受け持った学級が崩壊状態になったことを振り返り「好かれようといい教師を演じるとなめられ、力で押さえると発達障害の子どもから嫌われる」と述べ、現代の学級運営の難しさを指摘した。