国民主権への理解を深めてもらう模擬投票体験プログラムが30日、愛媛県松山市山越1丁目のオープンスペースであり、市内の小中高校生16人がバーベキューの食材の予算配分を投票で決める過程を通じて政治の仕組みを学んだ。
松山市のNPO法人ネクストコネクション(越智大貴代表)が市選挙管理委員会の協力を得て実施した。
子どもたちはクイズで選挙を学んだ後、バーベキューの食材代1万円を肉や野菜、ジュースなどにどう配分するかを議論。公開討論に2人が立ち、肉に予算の大半を使う案と、野菜やジュースの飲み比べを重視した案を説明した。投票は記載台や投票箱を使い、一人一人が大切な1票を投じていた。