野球の基礎、元プロから学ぶ 松前で小中生ら210人
元プロ野球選手の宮本慎也さん(44)と里崎智也さん(39)による野球教室が30日、愛媛県松前町筒井の松前公園であり、町内の小中学生を中心に約210人が守備や打撃の基礎を学んだ。
公園を管理するイヨテツケーターサービスが、町制60周年記念事業の一環で開いた。元ヤクルト内野手の宮本さんはゴールデングラブ賞を計10回獲得。日本代表の主将も務めた。里崎さんはロッテで捕手として2005年と10年の日本シリーズ制覇に貢献するなど活躍した。
教室は雨のため、体育館で実施。宮本さんは捕球について「捕る位置を間違って覚えている人が多いので、今のうちに正しい知識を身に付けて」と手本を示した。里崎さんは打撃に関し「しっかり腰を回して、遠くに飛ばすイメージで」とアドバイスした。