愛媛銀行(愛媛県松山市)は9月から、聴覚障害者と筆談で応対するなどコミュニケーションに配慮することを示す「耳マーク」の表示板を全ての営業窓口に設置した。愛媛銀は「聴覚障害者のお客さまも安心して利用してほしい」としている。
 耳マークは聴覚障害者への理解を広めるシンボルとして、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会(東京)が普及に取り組んでいる。
 愛媛銀は本店と全支店(出先も含む)の計114カ所に、耳マークの表示板を設置するとともに筆談ボードを備え付けて対応。今月中旬には窓口業務を担当する約20人を対象に聴覚障害者との円滑なやりとりに向け、研修を実施した。