地元農産物の加工品開発へ JAうま部会総会
JAうま(愛媛県四国中央市)が整備している加工場「6次産業化サポートセンター」の利用部会総会が6日、同市中之庄町のJA施設であった。特産のサトイモ「伊予美人」をはじめ地元産の農産物を活用した総菜や菓子などの加工品を組合員らが開発・商品化し、産直市での販売を目指す。
センター(鉄骨平屋約66平方メートル)はJAうまが産直市「ジャジャうま市」(中之庄町)近くに整備中で、11月の使用開始予定。国の補助金を活用して製麺や乾燥、真空包装、粉砕などの機器を導入する計画。組合員らがグループ単位で届け出れば、年会費と半日当たりせん1000円で利用できる。
JA幹部や行政関係者、部会代表者らでつくるセンター運営委員会で月に1回試作品を審査し、独創性や食味など一定水準を満たせば、JAうまの2産直市で販売できる。本年度中に3品目の試作を目指す。