26日に新米の販売が始まる「にこまる」をPRしようと、JA全農えひめ(愛媛県松山市)と、ひめライス(松前町)の関係者が23日、県庁に中村時広知事を訪問し、おいしさをアピールした。
にこまるは夏場の高温による品質低下が小さく、食味は光沢が良く粘りが強いのが特長。2013年に県の奨励品種に採用され、東中予を中心に15年産は栽培面積を1950ヘクタール(推計)まで伸ばしている。愛媛の14年産は日本穀物検定協会の食味ランキングで、2番目の高評価「A」を受けたが「消費者の認知度が十分ではない」(ひめライス)のが課題という。