12月1日の世界エイズデーを前に、松山市保健所と愛媛県中予保健所などが29日、松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で街頭キャンペーンを実施し、通行人にエイズへの正しい理解と予防を訴えた。
県中予保健所によると、県内のエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者の2014年新規報告は6人で、累計数は119人。30代を中心とした20代以上の男性に多く、50代以上で発見される場合はエイズを発症しているケースが目立つという。
両保健所の職員らは「エイズはHIV感染から発症まで潜伏期間が長く、自分が気付かないうちに他人にうつす危険がある」と注意喚起していた。