新たな年はウキウキしたいでごザル―。菊間瓦産地で知られる愛媛県今治市菊間地区で、来年のえと「申」の置物作りが佳境を迎えている。
 同市菊間町種の柚山瓦工業の工場では7日、鬼師の白石修三さん(69)が朝から黙々と作業。石こう型に粘土を詰めてできた立像に細かい石の粉をかけてへらで磨き、毛並みを描くと、くつろいだ格好のサルが姿を現した。