認知症グループホーム(GH)の防火安全対策を考える研修会が6日、愛媛県松山市持田町3丁目の県総合社会福祉会館であった。日本認知症GH協会理事の佐々木勝則氏は講演で「設備の充実や防火対策といったハードとソフトの両輪で取り組んでほしい」と述べた。
 協会県支部が主催し、会員ら約30人が出席。
 佐々木氏は2013年に長崎市の認知症GHで高齢者ら5人が死亡した火災などを紹介。消防への通報や避難誘導が適切にできず、日ごろの訓練なども不十分だったと指摘した。