2月に札幌市でビル外壁の看板の一部が落下し歩行者が負傷した事故を受け、愛媛県は7日までに屋外広告物の設置者に対し更新許可申請時の安全点検を義務付けるなど屋外広告物条例の改正案をまとめた。来年1月8日まで意見公募中。
県都市計画課によると、意見公募や専門家による審議会を経て2月定例県議会に改正案を提出し、10月以降の施行を目指す。
条例は中核市の松山市と景観行政団体として県から条例制定権を移譲されている宇和島、八幡浜、大洲、内子4市町を除く県内15市町に適用される。
改正案は県ホームページなどで閲覧でき、メールなどで意見を提出する。問い合わせは県都市計画課=電話089(912)2736。