由良半島の水産物を調べたよ―。2014年度から、愛媛県愛南町教育委員会の食育推進校に選ばれている家串小学校(同町家串)で8日、第6回町食育推進大会があった。同校の3~6年生11人が、地元水産業者での体験活動など、4月からの学習成果を発表した。
 同校は03年から、総合学習の時間を使って児童が地元水産業や豊かな自然を学ぶ取り組みを続けており、食育の授業はその一環。15年度は3~6年生が3班に分かれ、それぞれ「魚」「貝」「海藻」をテーマに調べている。
 貝のグループは真珠養殖の作業場を訪れ、核入れを手伝ったことなどを報告した。海藻班は養殖ヒジキを使ったドーナツやせんべいを作ったと紹介。「海藻の良さを伝えるため、レシピを地域に配りたい」と3学期の目標を語った。