1941年の真珠湾攻撃から74年となった8日、労働組合などでつくるえひめ母親大会連絡会は愛媛県松山市大街道2丁目で「赤紙」(召集令状)を複製したチラシを配布し、安保法制の廃止と恒久平和を訴えた。
 全国の母親大会連絡会が一斉に活動。県内は80年から実施している。
 チラシで安保法制を「戦争できる国づくり」と批判し「二度と召集令状が配られることのないよう運動しよう」と呼び掛けた。
 えひめ連絡会の阿部美津子事務局長は「子や孫たちに74年前のことを繰り返させないため、戦争をしてはならないと伝えたい」と話していた。