県内私立9高校、自転車ヘルメット義務化 来年度
愛媛県内の私立高17校(中等教育学校、分校を含む)のうち9校が2016年度、自転車通学生のヘルメット着用を義務化する方針を固めたことが15日、愛媛新聞のまとめで分かった。今年7月から義務化した県立学校で着用が定着したこともあり愛光高校(松山市)などが導入を決めた。
16年度の義務化を予定しているのはほかに、今治明徳▽今治明徳矢田分校▽日本ウェルネス(今治市)▽未来(松山市)▽未来新居浜分校▽聖カタリナ女子(松山市)▽帝京冨士(大洲市)▽済美平成中教校(松山市)。
今治精華や済美(松山市)、帝京第五(大洲市)は「検討中」としている。
県立学校に先駆け、新田青雲中教校(松山市)は今年4月にヘルメット着用を義務化している。
県私立中学高校連合会長の中村道郎・愛光学園校長は「県立学校でほぼ100%の着用ができていると聞き、愛光高は生徒の命と保護者の安心を念頭に義務化を決めた」と説明。中学時代のヘルメットの使用も認め、購入希望者は学校がまとめて発注する。