今治明徳中学校(愛媛県今治市阿方)は18日、一抱えもある大判の百人一首大会を開き、全校生徒約240人が日本伝統の遊びを体全体で楽しみながら交流を深めた。
 正月を前に和歌に親しんでもらおうと毎年開催している。全9クラスから2チームずつ出場し、チーム対チームで競技。通常サイズの百人一首で競う予選を勝ち抜いた8チームが縦90センチ、横60センチの大判札を使う決勝トーナメントで対戦した。
 バレーボールコート内に下の句が乱雑に置かれ、すぐには場所が分からない仕組み。上の句が読まれると、両チームのメンバーは目当ての札を見つけ、負けじとダッシュ。果敢なスライディングで奪い合った。