さまざまな職業を体験できる「キッズジョブまつやま」が28日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターなどであり、市内の小中学生約1500人が仕事への理解を深めた。
 市文化・スポーツ振興財団と市小中学校PTA連合会が主催し今年で2回目。県内52の企業や団体が参加し、パイロットや医師など55職種、計59ブースで仕事内容を披露した。
 子どもらは、医師の手ほどきで超音波や電気を使った手術用のメスで鶏肉を切ったり、超音波検査(エコー)で体の内部を観察したりした。松山海上保安部の職員からは「海の上で消防と警察の役割を担っている」と説明を受け、空気ボンベやウエットスーツなどを試しに着けていた。その重さに驚きながらも笑顔で敬礼していた。