愛媛県教育委員会は2日、2016年度の県立高校入学志願者数(最終)を発表した。全日制(推薦内定者を含む)は過去最少の9212人で、15年度比111人減。15年度と同数の総定員9365人に対する倍率は0.02ポイント低下し0.98倍となった。志願者数が総定員を下回るのは2年連続。
 再編整備計画で分校化基準(入学者40人以下)に該当し、16年度に41人を確保できなければ分校化される三崎は15年度比31人増の60人が志願した。
 また15年度、募集停止基準(入学者20人未満)に該当した弓削は22人が志願。分校化基準に該当し17年度まで猶予期間中だった小田や長浜、三瓶も志願者数が41人を上回った。
 一方、津島は2年連続で小規模校の定員引き下げ基準(入学者60人以下)に該当。17年度に61人を確保できない場合、18年度に定員が80人から60人になる。