愛媛県東温市河之内の水田で11日、同市則之内の東谷小学校と東谷幼稚園の児童・園児計29人が地元の農家らと田植えを体験し、子どもたちは手足をどろんこにしながら世代を超えた交流や作業を楽しんだ。
 自然や住民との触れ合いを通して、子どもたちに地元を好きになってもらおうと2011年に始まった。
 農業浅野和雄さん(68)所有の2アールの水田で実施。農家らが「こう持つんよ」と、苗を2本の指でつまむ植え方のこつなどを身ぶり手ぶりも交えて教え、横一列に並んだ子どもたちはもち米の苗を丁寧に植えていった。