高品質で地域特産の農林水産物を認定する「まつやま農林水産物ブランド化推進協議会」(会長・胡柏愛媛大農学部教授)は6日、愛媛県松山市で総会を開き、県漁業協同組合連合会から申請があった「松山ひじき」をブランド認定した。認定は9品目。
 市農林水産課によると、「松山ひじき」はしゃきしゃきとした歯応えと香りが特長。3~5月末ごろ、島しょ部などで刈り取り、天日と浜風で干した後、洗浄や異物除去を徹底し、品質を高めている。
 市は販路拡大や漁業者の所得向上につなげようと2014年度からヒジキのブランド化を推進し、市立小中学校では給食に取り入れている。県漁連の15年度の取扱量は、4万2384キロ(約4669万円)。