ありがとう青春の体育館 松山商高で交流会
松山商業高校(愛媛県松山市旭町)で25日、老朽化に伴い11月に取り壊される体育館に別れを告げる記念行事が開かれた。集まった大勢の卒業生らが在校生と部活動を通して交流し、思い出を語り合った。
鉄筋コンクリート3階建ての体育館は1966年に落成。鉄筋コンクリート造りでは県内の高校で最も古いとされる。耐震化の一環で取り壊しが決まり、新しい体育館は2018年3月に完成予定。
記念行事は同窓会が企画。バスケットボールや卓球、柔道といった部活動の見学・交流会があった。1階の柔道場では、柔道部OB約10人が、現役部員らとともに受け身などで汗を流していた。
バスケ部OGで06年度卒の女性は「体育館は青春の場所。新しくなって使いやすくなるといい」と話していた。