地域課題を学生の力で解決、活性化へ意見 愛媛大
愛媛大社会共創学部産業マネジメント学科の学生が自治体や企業が提示した課題について考え、解決策を提案する授業の報告会が19日、愛媛県松山市文京町の同大であった。約70人が計12班に分かれ、八幡浜市の商店街活性化などのアイデアを発表した。
報告会には八幡浜市の橋本顕治副市長や市職員らが出席。各班6、7人で課題に取り組み、空き店舗を活用したちゃんぽん作り体験や、レンタサイクルと温泉、宿泊などを組み合わせたパックプランなどの案を次々と発表した。
学生や市職員らの投票により、障害者や高齢者、I・Uターン者らが居住できるマンションなどを提案した班がトップ賞に選ばれた。同班の白方大海さん(18)は「実際に現地に足を運んでメンバーと知恵を絞り、考えを共有しながら取り組んだ。改善点を見つけながらより良いアイデアにつなげたい」と意欲的に話した。