愛媛県は4日、リサイクル製品の製造現場などを見学する「3R企業エコツアー」を松山市などで開いた。小学生と保護者ら約30人が、県資源循環優良モデルに認定された企業などを訪れ、資源の有効活用の大切さについて理解を深めた。
3Rは、廃棄物のリデュース(排出抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)の頭文字。
松山市西垣生町の金城産業の自動車リサイクル工場では、再利用するバンパーやライトなどが取り外され、残った金属の車体を圧縮するまでの工程を見学。子どもたちは、プレス機にかける車体が重機で持ち上げられる様子に興味深そうに目を凝らしていた。