松山市と友好交流協定を締結している台北市の松山区にある介寿国民中学校の楽団(生徒26人)が10日、松山市清水町3丁目の勝山中学校を訪れ、生徒と音楽や茶道で親交を深めた。
 協定は2014年に締結し、台北市の中学校の松山市訪問は初めて。両校の生徒は15年8月からメッセージ交換などで交流してきた。
 勝山中では生徒会や部活動で登校していた生徒約120人が出迎え、3年松村唯美さん(14)が「いろいろな準備をしたので互いに異なる文化を学ぶ機会にしましょう」と英語で歓迎。
 介寿中3年の李小夏さん(15)は日本語で「交流のチャンスに感謝します。音楽やアニメ、ゲームなどよく接する日本を勉強し、より深い生活・文化も味わいたい。ぜひこちらの松山にも遊びに来てほしい」などと述べた。