主婦目線を商品に こもねっと(宇和島)松山で試食会
愛媛県宇和島市蒋淵(こもぶち)地区で地域活性化事業に取り組む企業組合「こもねっと」が10日、松山市来住町のコミュニティー施設「ママハウス」で主婦を対象にした新商品の試食座談会を開いた。参加者はさまざまな味を食べ比べながら、意見を交わした。
こもねっとは、地元の宇和海で養殖したマダイを一夜干しなどにした加工品「お魚レストラン」シリーズ9種類を、昨年からネット注文を中心に販売している。10月から県内小売店で店頭販売を予定しており、普段買い物をする主婦の声を反映させようと試食会を実施した。
松山市内の30代の6人が参加。バジル、麦みそ、にんにくしょうゆなど5種類の味を食べ比べ、率直な感想を発表した。バジル味は「パンチがありパスタ料理にも使いやすい」と1番人気だった一方、にんにくしょうゆ味は「にんにくの香りがなく物足りない」とシビアな評価。「子供の弁当の一品にもなりそう」といった意見もあり、価格やパッケージデザインについて話し合った。