愛媛県が県内の獣肉処理施設や食品加工業者と本年度から商品化を進めている獣肉加工品の評価会が7日、松山市内のホテルであり、県内の料理人ら約150人がイノシシとシカの薫製やソーセージを試食した。
 県は鳥獣被害対策の一環として、今治市大三島のイノシシと松野町のシカを活用した商品開発プロジェクトを立ち上げている。7日は全日本司厨士協会県本部のアドバイスを受けながら作った7種類の試作品などを用意し、料理人からは「変な癖がなくておいしかった」「好みもあるが、もう少し野性味を出した方が良い」などの声があった。