愛媛県松山市森松町の慶応幼稚園の年中園児30人が23日、近くの介護施設「あおぞらの里 森松デイサービスセンター」を訪れ、施設を利用する高齢者と交流した。
 交流会は敬老の日前後に毎年実施している。園児が「三百六十五歩のマーチ」のダンスや、振り付けをつけた童謡「どんぐりころころ」などを元気いっぱい披露すると、利用者は手拍子をとったり口ずさんだりして和気あいあい。
 園児と利用者がペアになった手遊びでは「むすんでひらいて」を歌いながら手を合わせるなどして楽しんだ。最後に園児が「元気でいてね」と書いたしおりをプレゼントした。
 砥部町麻生の女性(82)は「来てくれてうれしかった。若い力で元気をもらえる」と満面の笑みを見せた。