看護の道へ決意新た 88人戴帽式 今治の専門学校
看護師を志す学生にナースキャップを授与する戴帽式が29日、愛媛県今治市別宮町7丁目の今治看護専門学校であり、基礎科目を修了した1年生88人が10月からの病院実習を前に決意を新たにした。
高等課程准看護科(2年制)の31人と専門課程第一看護学科(3年制)の57人が参加。竹内浩紀校長から手渡されたキャップをかぶり、ナイチンゲール像が握るキャンドルから分灯したろうそくを手に「われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身をささげん」とナイチンゲール誓詞を高らかに朗読した。
第一看護学科の菅野紋加さん(19)は「キャップをもらい身が引き締まる思い。実習で患者との接し方を学び成長したい」と話していた。