全国の地方新聞社が推薦するご当地グルメをそろえた「第3回全国ええね展」(松山三越、愛媛新聞社主催)が12日、松山市一番町3丁目の松山三越で始まった。「こだわり」「できたて」の味や、松山三越開店70周年記念のお取り寄せスイーツなどを求める買い物客でにぎわった。18日まで。
 牛たん弁当(宮城)などの定番商品に四国初登場の9店も加わり、総勢41店が出店。オムライス(東京)や、親子丼(同)、富山ブラックラーメン(富山)などイートインコーナーも充実させた。
 人気のバウムクーヘン(静岡)は今回からカットした商品も取り扱い、開店直後から長蛇の列。野沢菜などが入ったおやき(長野)や、餅入りが特徴のお伊勢たい焼き(三重)などの実演もあった。大ぶりの洋ナシなどを煮詰めたコンフィチュール(秋田)の店舗では、材料にこだわった商品の説明を熱心に聞く買い物客の姿も見られた。