高齢者がスポーツや文化種目を通し交流を深める全国健康福祉祭ながさき大会（ねんりんピック長崎）に参加する愛媛県選手団の結団式と壮行会が１４日、松山市持田町３丁目の県総合社会福祉会館であり、選手団が活躍を誓った。
　県内からはサッカーやゲートボール、健康マージャンなど１９種目に１３８人が参加する予定。平均年齢は６９歳で、最高齢は将棋に出場する８８歳の男性という。会期は１５～１８日。
　式では、選手団長の森憲宣・県社会福祉協議会常務理事と旗手の越智幸典さん（７８）が「全国の仲間との交流を深め、練習の成果を十分に発揮して戦う」と宣誓。県の兵頭昭洋保健福祉部長は「これからは高齢者が社会を支え、自ら活動する時代。はつらつとしたプレーを期待している」とエールを送った。
　２０２２年には愛媛での開催が決定している。