口に広がる愛媛「銅」 神原シェフ(今治) 世界料理五輪
4年に1度ドイツで開かれる「第24回世界料理オリンピック」に日本代表として初出場した愛媛県今治市大西町宮脇の「ますや旅館オーベルジュ」の神原佳考シェフ(39)が見事銅メダルを獲得。「ほっとすると同時に悔しさがこみ上げた。精進して次は金を狙う」と前を見据えている。
大会は10月21~26日にエアフルト市で開かれた。神戸市のレストランなどで修業した神原シェフは約千人が出場した個人部門で「ジャパニーズハート(オ・モ・テ・ナ・シ)」をテーマに9品を出品。他の複数人とともに銅メダルに輝いた。
ローストとすきやき風の和牛料理2種をメインとし、松山揚げ、メバル、五色そうめんなど愛媛の食材をふんだんに使用。「見た目はフランス料理でも口にふくむと和を感じられるよう意識した」と工夫点を語る。
2年前の常識が世界ではもう古いと驚き「テクニックも大事だが情報力が必要。皿、光、ディスプレーなど細部までこだわり、次はこれ以上ない料理で勝負する」と誓った。
神原シェフは9日に今治市役所を訪れ「大会は人間としても成長できる場所。若い人にどんどんチャレンジしてもらいたい」と報告。菅良二市長は「大変めでたい。これからも地元においしい料理を届けてほしい」とねぎらった。
口に広がる愛媛「銅」 神原シェフ(今治) 世界料理五輪
4年に1度ドイツで開かれる「第24回世界料理オリンピック」に日本代表として初出場した愛媛県今治市大西町宮脇の「ますや旅館オーベルジュ」の神原佳考シェフ(39)が見事銅メダルを獲得。「ほっとすると同時に悔しさがこみ上げた。精進して次は金を狙う」と前を見据えている。
大会は10月21~26日にエアフルト市で開かれた。神戸市のレストランなどで修業した神原シェフは約千人が出場した個人部門で「ジャパニーズハート(オ・モ・テ・ナ・シ)」をテーマに9品を出品。他の複数人とともに銅メダルに輝いた。
ローストとすきやき風の和牛料理2種をメインとし、松山揚げ、メバル、五色そうめんなど愛媛の食材をふんだんに使用。「見た目はフランス料理でも口にふくむと和を感じられるよう意識した」と工夫点を語る。
2年前の常識が世界ではもう古いと驚き「テクニックも大事だが情報力が必要。皿、光、ディスプレーなど細部までこだわり、次はこれ以上ない料理で勝負する」と誓った。
神原シェフは9日に今治市役所を訪れ「大会は人間としても成長できる場所。若い人にどんどんチャレンジしてもらいたい」と報告。菅良二市長は「大変めでたい。これからも地元においしい料理を届けてほしい」とねぎらった。