秋季県展の作品搬入始まる 27日から前期展
第65回秋季県展(県美術会、愛媛新聞社など主催)の作品搬入が12日、松山市堀之内の県美術館で始まった。
初日は洋画、版画、写真、デザインを対象に午前10時から受け付けを開始。窓口には出品者らが作品を携えて続々と訪れ、事務局員が慌ただしく対応に追われた。
写真部門に初出品した宇和島市の男性(63)は「退職後にカメラを始め、県展への挑戦が今年のテーマだった。どうにか展示してもらえるよう入選できればうれしい」と話していた。
受け付けは、初日の4部門が13日午前10時~午後1時。日本画、彫刻、工芸は同日午後1~4時と15日午前10時~午後4時、書道は16日午前10時~午後4時。鑑審査は18、19日に行う。
会期は前期展(洋画、版画、写真、デザイン)が27日~12月8日、後期展(日本画、彫刻、工芸、書道)は12月15~25日に開催し、入賞・入選作を展示する。