愛媛マラソン実行委員会は17日、経理を担当する20代のアルバイトスタッフの男性が大会の運営費約243万円を着服していたと発表した。全額弁済されており告訴しない方針。
 実行委によると、男性は4~11月、実行委の銀行口座から不正に引き落としたり個人名義の銀行口座に振り込むなどして着服。借金返済に充てていた。
 実行委は「県民に愛されている愛媛マラソンの運営に関し、不祥事が起きたことは誠に遺憾。再発防止に努める」とした。
 男性のアルバイト契約は解除されている。