12月1日の世界エイズデーや愛媛エイズ予防週間(1~7日)を前に、県中予保健所と松山市保健所などは27日、同市中心部で街頭キャンペーンを行い、エイズの正しい知識の取得や予防を呼び掛けた。
県などによると、県内のエイズ患者とエイズウイルス(HIV)感染者は、2015年の新規報告が9人、累計では128人。30代を中心に20歳以上の男性に多く、国内での異性間、同性間の性的接触によるものが多いという。
両保健所の職員やボランティア約100人が、湊町5丁目の坊っちゃん広場や大街道1丁目の商店街出入り口で、啓発パンフレットや検査・相談のチラシなどを通行人に手渡した。