壬生川漁協に製氷・冷凍施設完成 魚介の鮮度保持任せて
愛媛県西条市の壬生川漁協は11日、西条市大新田の船だまりで、7月から建設していた製氷・冷凍施設の落成式を開いた。関係者や「壬生川大漁市」の常連客ら数百人が、餅まきをして完成を祝った。
製氷・冷凍施設は約200平方メートルの鉄骨平屋で、市民も利用できる自動販売装置付き製氷機(製氷性能1日2トン)や5度~マイナス30度に対応可能な冷凍庫などを完備。魚介類の鮮度保持やノリの種付けをした網の保管などに使用する。総事業費は約7638万円。
式典では本田義雄組合長(77)が「県や市の助力を得て施設が完成したことは本当にありがたい。今後は市民の皆さまにも施設を利用していただきたい」とあいさつ。来賓らとともにやぐらに上り、餅などをまいた。