元全日本女子バレーボール監督の柳本晶一さんが15日、愛媛県松山市竹原3丁目の城西中学校で講演し、目標を持って努力することの大切さを生徒や保護者に訴えた。
トップ選手たちのエピソードに触れ、与えられた役割を果たすために一切の妥協を許さず、「人の3倍努力するのは当たり前。答えが出るまで諦めず率先垂範していた」などと紹介。
30年近い監督経験の中で、過去の栄光がプレッシャーになったことも明かし、人生は勝ちが続くことも、負けが続くこともないと説明。「負け、負け」のときは自分を変えるチャンスで、新しいことをしようとすると壁が出てくるが、諦めず努力すれば「壁がドアに変わる瞬間がある」と熱く語った。