東日本大震災の被災地に鏡餅を届けようと、愛媛県伊予市と松前町、砥部町の小学生や保護者、教員ら約250人が23日、伊予市上吾川の郡中小学校で復興を願って餅つきをした。25日に教員が宮城県山元町を訪れ、50セットを手渡す。
愛媛県教育研究協議会伊予支部が開く「おもしろ学校IN伊予」の一環。2011年の東日本大震災で、管内の養護教諭が山元町でカウンセリングをした縁で、12年から毎年、手作りの餅を送ったり、現地で餅つきをしたりしている。
参加者は6月に伊予市で田植えをし、もち米約660キロを収穫しており、23日は一部を使って餅つき。力いっぱい、きねを振り下ろしていた。