愛媛県の松前町神崎の神崎集会所で15日、どんど焼きがあった。地域住民がしめ縄やしめ飾りを燃やしたり、火で焼いた餅を食べたりして、無病息災や家内安全などを願った。地域の歴史などを学ぶ住民でつくる「かんざき塾」と神崎自治会が企画し、今年で5回目。住民ら約80人が参加した。
手がかじかむような寒さの中、神事を執り行い、高さ約4メートルに組まれたどんどに点火。参加者は一気に燃え上がる様子を見守った後、竹の先に付けた餅を火にかざし、笑顔で焼いていた。近くの田んぼでは、子どもたちがたこ揚げを行ったほか、ぜんざいの振る舞いなどもあった。