愛媛を代表する地鶏・媛っこ地鶏が、媛鶏試33号として2002年に誕生して15年。ひなは媛っこ地鶏を開発した県養鶏研究所(西条市福成寺)がすべて生産し、研究所では現在、1日にふ化した約2600羽が寒さから守ってくれる育雛器(いくすうき)に抱かれ少しずつ成長している。
 ひなは現在、「ぴぃ、ぴぃ」と鳴いたり走ったりと元気で、網から顔を出しては餌をついばんでいる。ふ化時、約30グラムだった体重は、生産者に引き渡されるふ化後28日には約500グラムにまで大きくなっている。