今治北高校大三島分校(愛媛県今治市大三島町宮浦)の「島デザイン部」が島内の県道沿いに整備していた「島の休憩所」(同)が4日、完成した。古い小屋が高校生のアイデアの詰まった誰もが集えるスペースに生まれ変わり5日、住民らへのお披露目会が開かれる。
 部員らは、建築家の伊東豊雄さんが塾長の伊東建築塾と連携して活動する。休憩所造りは大三島で農業を営む瀬戸洋樹さん(30)所有の小屋の2部屋計約24.5平方メートルを提供してもらい、改修案作りから着手。現地での改修作業は地元住民の協力も得て進めてきた。