2013年8月の火災で本堂などを失った時宗の開祖一遍上人ゆかりの宝厳寺(愛媛県松山市道後湯月町)で22日、再建工事が始まった。焼失した国重要文化財「木造一遍上人立像」の復元像などを展示する顕彰施設「一遍上人堂」も併せて整備し、16年3月に完成予定。  22日はくわ入れ式があり、建設関係者や檀家(だんか)ら約40人が出席した。10月に亡くなった長岡隆祥前住職の後継として、川崎玄倫新住職(63)=広島県尾道市の海徳寺住職と兼務=を紹介。焼香の後、関係者がくわ入れをした。  上人堂は愛媛銀行創業100周年記念事業の一環で、同行から約4000万円の寄進を受けて整備する。木造一遍上人立像を復元した像を中心に据え、国宝「一遍聖絵」のレプリカやパネルを展示。生涯や功績を発信する。