「みきゃん」営利使用も無償 県が要綱改正
お礼はいらんけん、みきゃんを使って愛媛をどんどん売り込んでや―。愛媛県はイメージアップキャラクター「みきゃん」=イラスト=の使用要綱を改正し、今月1日からデザイン使用料を営利目的の場合でも無償化した。人気を生かし、県産品の販路拡大や産業振興につなげるのが狙いだ。
県によると、従来は営利目的でみきゃんを活用した商品などを製造すると、小売価格(税抜き)の3%を使用料として徴収していた。昨年度は2月末時点で、土産用の菓子やキーホルダーなど154件が該当し、総額288万円を得た。デザインの使用期間は申請者の事務軽減を図り、1年以内から2年以内に延長した。県によると、無償化後もデザイン使用には県に申請し、許可を受ける必要がある。