愛媛大の学生が「かわいさ」と「ゆるさ」をキーワードにした新感覚の自転車文化創出に向け、2013年から自転車産業が集積する台湾で自転車道やレンタサイクルの整備状況を学ぶなど国際フィールドワークに取り組んでおり、25日に成果の一例として「チャリガール」を提案した。
 愛媛大法文学部の中村則弘教授のゼミ生らで、台湾・高雄市で公共交通や自転車政策などを視察。県内でも瀬戸内しまなみ海道や自転車道整備状況などを学んだ。ミカンをイメージしたオレンジの車体に緑のグリップを付けた自転車や、今治地域のゆるキャラバリィさんをあしらった「ご当地自転車」を貸し出せば、若い女性の利用が見込めるとの報告書をまとめた。