愛媛県今治市伯方町叶浦に17日オープンするイルカやクジラとの触れ合い施設「ドルフィンファームしまなみ」で16日、記念イベントが開かれ、招待された地元の伯方小学校児童44人が人懐っこいイルカたちと一足先にスキンシップを楽しんだ。
 この施設は、兵庫県で同様の施設を手掛ける「シーネット」(高松市、内田善忠社長=宇和島市出身)が運営。叶浦の道の駅「伯方S・Cパーク」近くの浜辺を桟橋で囲い、バンドウイルカ4頭とハナゴンドウ2頭を内側のいけすで飼育している。
 児童らはイルカと握手やキスができる「ふれあいコース」と、イルカの背びれや胸びれにつかまって一緒に泳ぐ「スイムコース」を体験。恐る恐る伸ばした手に、海面から飛び出したイルカが口先で優しくタッチすると「かわいい」と歓声を上げていた。