プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は23日、東京都内のホテルで行われ、愛媛県松山市の済美高の安楽智大投手はヤクルト、楽天の2球団が1位指名の名乗りを挙げ、抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。
 指名を受けた安楽投手は「ドラフト1位の夢がかなったが、もっと大きな夢に向かって歩んでいきたい」と話した。
 速球派右腕の安楽投手は1年秋からエースとして活躍。準優勝した2013年春の選抜高校野球大会では準決勝まで1人で投げ抜いて快進撃の原動力となり、時速150キロ台の剛速球は注目の的となった。13年夏の愛媛大会準決勝では157キロをマークした。