商売繁盛などを願う大洲神社(愛媛県大洲市大洲)の「十日えびすまつり」が9日から始まり、10日の本えびす祭では、大きなタイがもらえる餅まき「大鯛(だい)まき」でにぎわった。
 神社が祭るのは、「えびす様」の事代主命と「大黒様」の大国主命。10日は人々が続々と訪れ、熊手やだるまなどの縁起物を購入。本殿やえびす像に手を合わせ、福引を楽しむなどした。
 午後0時半からは餅まきが行われ、大鯛まきで登場したのは、9日に伊方町三机で揚がった体長80~90センチ、重さ7~8キロの天然ダイ2匹。谷本登位宮司が当たりの鏡餅を男女別に1度ずつ投げると、境内は激しい争奪戦となった。