【足で書いた600項目】
 松山子規会(井手康夫会長)は2日、11年をかけて取り組んできた「松山子規事典」(B5判、470ページ)が完成したと発表した。俳人正岡子規と出身地松山に関する事柄を中心に会員が執筆、編集し、約600項目を掲載。文献資料だけでなく、子規が古里で見聞きした場所を歩き、取材を重ねた成果も取り入れるなどした労作となっている。同会によると、子規事典の出版は全国初という。