政府が安全保障関連法に基づき、自衛隊への新任務付与を閣議決定した15日、学者らでつくる「安保法制(戦争法)の廃止を求める愛媛の会」は愛媛県松山市湊町5丁目の伊予鉄道松山市駅前で緊急抗議を行った。
県内の野党や市民団体などの約30人が参加。愛媛の会事務局長の井上雄基弁護士は「怒りを忘れずに声を上げ続け、自衛隊を守り戦争法を廃止する運動を広げたい」と語気を強めた。
参加者は「戦争法の具体化を食い止めよう」「二度と戦争をしてはならない。日本の誤った歴史を繰り返さないため共に頑張りましょう」と通行人らに呼び掛けていた。
29日には松山市で安保法制の廃止を求める宣伝行動を予定している。