プロ野球ドラフト会議前日の22日、上位指名が有力視される済美高の安楽智大投手の記者会見が同校で開かれた。
 運命の日が直前となったが「周囲からは頑張ってなどと言われるが、まだ実感がわかない」と話した安楽投手。会見であらためて全12球団どこから指名があっても入団することを明言した。
 9月に他界した上甲正典監督と交わしたドラフト1位の約束に関し「プロになることは2、3位でも変わりはないが、ドラフト1位は監督さんとの約束でもあるので、多少意識している」と打ち明けた。
 また、地元で甲子園を目指したことを振り返り、「愛媛県代表としてプロで頑張りたい」と意気込んだ。ドラフト会議は23日夕、東京都内で行われる。