愛媛県の伊方町瀬戸日赤奉仕団(二宮了子委員長、約80人)の団員22人が3日、伊方町三机の瀬戸町民センターで、ノジギクの花を使った恒例の「菊枕」作りを行った。80歳を迎える地元の高齢者39人に贈る。
 奉仕団では、ノジギクの香りで気持ちよく眠ってもらおうと、約10年前から枕作りに取り組んでいる。11月半ばごろから自生するノジギクの花を集めて乾燥。爽やかな香りが漂う室内で、団員はもみ殻と花を7対3の割合で袋に詰め、2時間ほどで約200個の枕を作り上げた。
 80歳の住民のほか、高齢者施設を訪問してプレゼントすることにしている。